ペットの防災
彩の国動物愛護推進員のペットと飼い主の防災研修会に参加してきました。
ペットの防災は動物を飼っている人だけの問題ではないという言葉が印象的でした。
理由は、実際の現場では
・ペットがいるから避難所に入れなかった人
・ペットを置いてきて、あとから様子を見に行き、被災する人
・それらの人を助けるための救助に当たった人が被災したり、そのために国のお金が使われる
そんな事態を起こさないためにも、避難の時点でペットの受け入れを検討する見直しがされています。
と言っても行政側でそこまでの準備をすることは実際には難しいため、
事前に、スムーズに準備ができるように備品を揃えておくこと、
手順や受付表など準備しておけるものは作っておくことで
万が一の時に集まったメンバーで円滑に受け入れ体制が作れるようにしましょうというもの。
研修会では
グループワークを通して実際にその場でペットの避難を考えた時の大変さを体感しました。
これは知識として伝えて行きたいし、準備すべきですね。
社会の中でペットを飼う責任もこういった災害が起きた場合のことも考えないといけませんね。
日常生活では、つい犬のこと、自分たちのことばかり考えてしまうことが多いものです。
これもまた「予防」の考えとして、必要です。
犬のしつけもこういった現場ではどれだけやくに立つのか?を考えた時
人がいてルールが守れることより、その子の心のベース作りとして人好き、刺激慣れが大事だなと感じます。
人が好きなら、たとえ路頭に迷っても誰かが助けてくれるかもしれない
刺激に対して冷静さを持てる強さがあれば、パニックになって事故に遭うこともないでしょう...。
そういった面からも「しつけのあり方」を考える時期かも知れませんね。